蜜蜂ーミツバチヘギイタダニについて(その20)
9月30日に続き「ミツバチヘギイタダニ」について紹介したい。
元玉川大学農学部干場教授の論文「時差式ダニトラップによる駆除法」によると、
『ダニ管理に関するその他の情報』
筆者は昨シーズンの11月中旬から1月中旬まで、女王蜂を『王籠』に入れて隔離し、産卵停止期間(蜂の冬期休暇期間)を設けた。
結果として「ダニ」の生息温床を断ち切れ、女王蜂解放後の蜂群の立ち上がりは極めて良好であった。
寒い地域や大型冷蔵庫などの越冬の代替え方法として、冬期の一定期間、女王蜂を『王籠』で隔離し、産卵を停止させることは理に適っていよう。
また、「時差式ダニトラップ」で切り取られる雄蜂蛹をそのまま捨てるより、佃煮にするなど昆虫食としての利用(蜂の子の商品化)や、家畜の飼料など有効な資源として用いることも提案したい。
既に鶏の餌として利用されている方もいるが、豊かな栄養源として是非とも活用して貰いたいとのこと。 次号に続く。
当方は今年から「時差式ダニトラップ法」を実践してきたが、雄蜂の蛹が入っているダニトラップは切除した後は焼却している。干場元教授の提言の様に鶏などの飼料として有効活用することも大事だと思われる。
数年前、コオロギ工場を見学し、クッキーを食べました。
昆虫食の時代が来ると思います。
長野県には、昔からその伝統があり、ザザムシ、蜂の子などを食べています。
長野県は昆虫食の先駆けですね。
子供の頃、蜂の子を炒ったのを食べた思い出は
ありますが、その後はありません。