蜜蜂ーハチは何故刺すのか(その2)
『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『ハチは何故刺すのか(その2)を紹介したい。
やがてこれらの『寄生バチ』の中から、閉鎖空間に住む昆虫に産卵する類が出現、この方が幼虫の安全を確保可能。
次いで、自ずから空間を造り、そこに寄主を運び込んで産卵する連中が出現、ファーブルの名を不朽にさせた『狩人バチ』ー巣と狩りの本能の王国ーの登場である。
この段階になると卵は産卵管経由ではなく、その根元から産み出され、不要になった管は幼虫の卵を麻痺させるための針となる。
つまり、『有剣類』である『刺すハチ』の誕生となったとのこと。
次号に続く。
稲毛の浜の磯の松原に咲く白い花
卵は産卵管を経由しないで、その根元から産み出されれるように変化し、管は針に変化、ですか。
おもしろいと思います。
まだ数回にわたって紹介しますので、蜂類の進化を乞うご期待と
言ったところです。