蜜蜂ーダニ対策

蜜蜂特有のダニ「ミツバチヘギイタダニ」の夏季対策として、女王蜂の隔離3週間とダニ駆除剤の投与3週間を行った。

女王蜂を「隔王籠」に入れて3週間隔離することで、産卵を強制的に停止させる。これは「ミツバチヘギイタダニ」のメスダニが女王蜂が卵を産んだ巣房に同時に卵を産めなくすることにある。

メスダニは卵を数個産み付けるが、その卵は蜜蜂の卵と共に成長し、蜜蜂の幼虫が成虫になる頃にはダニの幼虫も成虫になり、蜜蜂の成虫に取り憑いて巣房の外に出てくる。

そして、既に成虫になっている蜜蜂に取り憑いて蔓延していくことになる。

女王蜂が産卵できないとメスダニも産卵できなくなり、そこにダニ駆除剤を投与することで、巣箱内のダニを一斉に駆除する。

3週間のダニ駆除剤の投与を終えた後のダニ死骸をチェックしたところ、4群全ての巣箱入口ではほとんど見られなかった。

ダニがいないことに越したことはないが、ダニが全くいないとは思われず、例年、僅かなダニ死骸は確認しているので巣箱内いをもう少し注視したいと思っている。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ダニ死骸は、みつけやすいですか。むずかしそうに思えますが、・・・

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