蜜蜂ー「令和7年養蜂産業振興会の講演会」(その1)
養蜂産業振興会講演
『ミツバチの凄い脳力とそれが発達した理由』玉川大学名誉教授佐々木正己氏
ミツバチの脳は、直径1mm、神経細胞の数にして100万個の小さな脳にも関わらず、まるで集積回路の様な緻密さを誇っている。
脳の中でも、視覚、嗅覚、味覚、それに聴覚の情報を統合処理したり、記憶・学習に関わる「キノコ体」と呼ばれる部分の発達が著しい。
こうした発達の特徴はアリやスズメバチなどの「社会性昆虫」全般に共通していることから、おそらく社会生活がコミュケーション能力を発達させ、それがまた脳の発達を促してきたのではないかと思われるとのこと。 次号に続く。
巣箱の近くに咲く「クリスマスローズ」
講演では色んな生き物の脳力を上級と下級レベルに比較したデータが提示された。
このデータを見ると、ミツバチの脳の神経細胞は100万個、ヒトの脳細胞は1兆個をはるかに超えている。ただ、ミツバチとヒトの脳力は上級レベルの同一線上にあることを示していた。
これは、ミツバチの脳が直径1mm しかないにも関わらず、如何に高い脳力レベルにあるかを現している。
「ミツバチとヒトの脳力は上級レベルの同一線上にあることを示していた。」、とありますが、この意味が分かりません。
生き物の脳力レベルを調査して結果、上級レベルと
低級レベルに分かれることが分かり、蜜蜂はヒト
と同じ線上にあることが分かったとのことです。