クジラの人工フン CO2吸収なるか(その2)
朝日新聞2022.9.9の「クジラの人工フン CO2吸収なるか」について前号に続き紹介したい。
「クジラ一頭には何千本もの木々に匹敵する価値がある。炭素回収能力は脅威的だ」、「大型クジラが生み出す平均価値は200万ドル、全体では1兆ドル(約140兆円)を超える」
と、2019年、国際通貨基金(IMF)はクジラがいるだけで、気候変動対策につながるという論考を季刊誌に発表した。
「クジラの保護を(温暖化対策の国際枠組みの)パリ協定に署名した各国の共通目標とすべきだ」とまで踏み込んだ以外な内容を、各国の主要メディアが相次いで報じた。
一方で、現存する最大の動物であるシロナガスクジラは商業捕鯨以降、個体数が99%減ったとされる。クジラの総数も1/4になり、海中に蓄える炭素も減少したと見られるとのこと。
次号に続く。
シロナガスクジラの減少が99%とは如何に乱獲が続いたか、とても驚ろきの数値である。クジラのフンが炭素吸収能力がこれほどまでに優れていることは知らず、大事にすべきことをもっとアピールすべきであろう。
クジラの炭素回収能力は脅威的ですか、どのようにして炭素回収能力を測定したんでしょうか?
日本にとっては、逆風になりますね。
調査捕鯨から商用捕鯨になり、相当な数の
規制があるのでしょう。