その他ーウイルスって何?(その4)
朝日新聞のGLOBE(2020.9.6発行)から、『ウイルスって何?(その4)』を前号に続き紹介したい。
<人ゲノムの中にウイルスゲノムが埋め込まれているとはどういうことか?>
RNAウイルスの中には宿主のゲノムの中に自らの設計図を潜り込ませることができるレトロウイルスがいる。宿主はせっせとウイルスが必要なものを作る。ウイルスの設計図が精子や卵子の細胞に潜り込むと、宿主の子孫に受け継がれる。長い時間をかけて宿主の細胞の中で新たな働きが獲得されることもある。
ウイルスはあらゆる生物に感染するが、見境なく感染する訳ではない。感染するにはウイルスが細胞に侵入するための鍵穴の受容体や、侵入してから利用可能な装置があることが必要、これはウイルスと宿主毎に違う。
生物が多様なら、ウイルスも多様、地球上には多様なウイルスが満ちているとのこと。 これで本題は終了したい。
地球上には多様なウイルスが満ちているのは、生物発生時から。
牛頭天王等厄病除けの神が人々に信仰されてきました。
村のはずれに立つ道祖神も村に厄病が入らないように神に祈ってます。
人の出現から、ウイルスとの闘いが始まったのですね。