その他ーウイルスって何?(その1)
『蜜蜂共生菌とウイルス』を既に紹介したが、朝日新聞のGLOBE(2020.9.6発行)にて『ウイルス』の特集記事を見かけたので、コロナウイルス禍でもあり『ウイルスって何?』について暫く紹介していきたい。
19世紀、結核やコレラ等人を脅かす病気の原因となる微生物が次々と見つかり、それらは人の細胞に似た構造を持ち、自ら分裂して増える『細菌』だった。ところが、天然痘等の原因微生物はなかなか見つからなかった。何故なら、その病原体は細菌を分離するために使われていた濾過装置をすり抜けるほど小さかったとのこと。
1898年、オランダのマルティヌス・ベイエレンクが濾過装置をすり抜けた液体中にタバコの葉に感染する病原菌があるのを突き止め、毒を意味するラテン語の『ウイルス』と名付けた。中国では『病毒』と呼ばれているとのこと。 次号に続く
食物のオクラの花であるが、1日しか咲いていない様で勿体ない。
最初のウイルスは、1898年、濾過装置をすり抜けたタバコの葉に感染する病原菌ですか。
それから120年、次々とウイルスが発見されることになるんですね。
ウイルスは地球上に星の数と同じほどいる様です。