蜜蜂ー女王蜂隔離から解放
三つの巣箱の「女王蜂」について、今月2日に「王籠」に入れて3週間の隔離を行った。
写真は2日に「女王蜂」を「王籠」に入れたところ、中央の格子状のものが「王籠」で多くの働き蜂が女王蜂の周りを取り囲んでいる。
この「王籠」を巣箱の上方の隙間に入れて3週間隔離した。
隔離の目的は、15日のブログでアップしたので簡単に紹介する。
一つは、女王蜂を隔離することで、産卵を停止させ休息を与え、夏疲れを回避する。
二つは、働き蜂に育児休暇を与え、やはり夏疲れを回避する。
三つは、女王蜂の産卵を停止させるため、新しい卵が巣房になくなり「ミツバチヘギイタダニ」の母ダニが巣房に卵が産めない。これで、ダニの繁殖が抑えられる。
24日の内検時に、3箱の「女王蜂」を「王籠」から解放した。
写真は、「女王蜂」を解放する直前であるが、まだ「王籠」の中に居るところ。
この後、出入口を開けたら、そそくさに巣箱内に入っていった、3週間狭い所に閉じ込めてごめんなさい、と。
しばらくすると、「女王蜂」はまた産卵を再開するが、これから産まれてくる「働き蜂」がウィンタービーの候補となるので、優良な働き蜂が産まれることが臨まれる。
記事を読むと、女王蜂を隔離することによるメリットが理解できます。
他の養蜂家も同じように対応してますか?
玉川大学元教授の干場氏によるここ数年の提唱であり、
実践している養蜂家はまだまだ少ないと思います。