趣味ー空飛ぶクルマ 世界で開発競争(その9)

2022.3.6朝日新聞の「空飛ぶクルマ 世界で競争開発」について前々号に続き紹介したい。

『タクシー目指すも 厳しい安全基準』
「まずトライ 小国の生きる術」

「eVTOL」の技術は、今まさに芽吹くところだ。いつどんな花が咲くのかを見通すのは、まだ難しい。少なくとも無人運行の機体をタクシーの様に乗り回す未来は、すぐには来なそうだ。

それでも前のめりなシンガポール政府を見ていて、当時のデジタル化を取材した際のことを思い出した。ある大学生の先生に「シンガポールには先進的な試みが多い」と言うと、「続かなかったものも多いですけど」と返ってきた。

面白そうな技術はとりあえず「実証実験」といった形で試してみる。そこでプラスマイナスを見極め、よければ規模を拡大し、悪ければ撤退するのだという。

新しい技術だから、失敗に終わることも多い。でも生き残った少数の成功例は、将来にわたって国を支える技術や産業になり得る。

可能性を信じて、新しいものに首を突っ込む、それは小さな都市国家の生き残り術なのだ。と記事を書いた西村氏の談話

本号はこれで終了。

シンガポールでの「空飛ぶクルマ」の実現を期待して見守りたい。

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    シンガポールには先進的な試みが多くあるのですか。
    知りませんでした。
    今までに取り組んだ成功例を知りたいと思いました。

    • nao_tenjp より:

      具体的な成功例は知りませんが、
      ニッチなところを目指しているのかもです。

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