蜜蜂ー集団規模と効率は反比例(その1)

『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『蜜蜂の集団規模と効率は反比例(その1)を紹介したい。

働蜂は、一生の前半は内勤、後半は外勤で仕事量はやや増加する。

集団は大きくなる程効率の低下が見られ、蜜蜂社会の大集団は『効率』に基づいて選択されてきたのではなく、何かとはっきりしていないが、巨大集団が持つ高度な環境調整力と防御力、つまり『安全度』らしいとのこと。

大集団程攻撃性が高いのは『社会性昆虫』の通則、『安全度』を高めるために『効率』が犠牲となり、大集団の運営には、『非効率制』が一役かっているのであろうとのこと。

一箱で約2万匹の大集団の蜜蜂達

 

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4件のフィードバック

  1. 815 より:

    お久しぶりです。
    昨日・今日と勝浦はすごくいい天気でした。
    今日、勝浦でカラスザンショウに蜂が一杯来ているのを見ました。
    ハチミツ沢山集めてくれると良いですね。

    • nao_tenjp より:

      情報ありがとうございました。
      長梅雨の影響で一群は状態が悪くなかなか改善しません。
      また、カラスザンショウは開花していますが、先週の金曜時点では
      あまり貯蜜してなかったです。その後、2日晴れたようですから、蜜蜂達は
      採餌で忙しかったことと思います。

  2. 里山里海 より:

    蜜蜂社会の大集団は効率に基づいて選択されてきたのではなく、巨大集団が持つ環境調整力と防御力・・・
    むずかしくて、よく分かりません。
    1匹ごとのDNAによって、集団が構成されており、そこには集団としての効率、防衛などの概念を超えたものと理解していました。

    • nao_tenjp より:

      次号まで読んで貰えればある程度理解できると思います。
      数万匹の大集団が如何に生き延びるかの帰結ではないでしょうか。

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