蜜蜂ー分蜂を起こした元巣の新女王蜂
分蜂を起こした元巣には「新女王蜂」が誕生しており、それを確認したことを1日のブログで紹介した。
元巣には「旧女王蜂」が産卵した「蜂児枠」が7枚あり、また分蜂せず残った「働き蜂」も多く、「新女王蜂」が産卵を開始するまでコロニー維持には問題ない。
「新女王蜂」は、誕生から10日ほど経つと、雄蜂50〜100匹と空中に飛び立ち「後尾飛行」を行う。後尾飛行では、女王蜂は40匹ほどの雄蜂と後尾を行うことで一生の精子を貯蔵する。
それから、間もなくすると産卵を開始する。巣枠は「働き蜂」と「雄蜂」の巣房から成っており、雄蜂の巣房は働き蜂の巣房よりもやや大きい。
女王蜂は巣房に産卵すると、足で巣房の大きさを計り、小さい方と感じると精子をかけて有精卵とし、大きい方と感じると精子をかけないで無精卵とする。
有精卵からは「働き蜂」が、無精卵からは「雄蜂」が産まれことになるが、働き蜂の巣房が圧倒的に多いので産まれる働き蜂も圧倒的に多い。
写真前左側の巣箱が分蜂の元巣で「新女王蜂」が生息
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