蜜蜂ーlot技術で広がるスマート養蜂の世界(その2)
前号に続き「lot技術で広がるスマート養蜂の世界」について、電気通信大学教授 佐藤証氏
『lot技術の進歩とスマート養蜂』
私達が日々使っている電化製品には、様々なセンサーが入っている。
例えば、テレビのリモコンの赤外線センサー、炊飯器の温度センサー、洗濯機の水位センサーなどが挙げられる。
スマートフォンに至っては、画像、音声、加速度、位置、湿度そして接触と多岐にわたり、まさにセンサーの固まりといえる。
そして、それらのデータを処理するのが、半導体チップのマイクロプロセッサである。小型のマイクロプロセッサに、様々な機器への組込み用の回路を付加したものはマイクロコンピュータ(マイコン)と呼ばれる。
マイコンは僅か数ミリ角のICチップながら非常に高い処理能力を持っている。
1968年に日本初の超高層ビルとして開業した「霞ヶ関ビル」の耐震計算には、巨大な真空管のコンピュータで8ヶ月を要したが、今のマイコンなら1秒もかからない。
それが、数百円でできる時代となったとのこと。 次号に続く。
各種センサー、そのデータを処理するコンピュータの変遷が紹介されたが、今やどんな電子機器にもマイコンが搭載されており、高度な処理によって自動化進み多くの恩恵を受けている。
霞ヶ関ビルの耐震計算に、真空管コンピュータで8ヶ月を要したが、今のマイコンなら1秒もかからない、
進歩の度合いが、よく分かります。
大学時代にコンピュータを使った構造解析を行い、
その後、航空機のスピン解析を同型のコンピュータ
を使いましたが、一つの計算に1日要してました。