蜜蜂ー働蜂は勤勉か(その3)

『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『働蜂は勤勉か(その3)』を紹介したい。

『働蜂の勤務時間』として、1匹の働蜂の行動を24日間、延べ176時間追い続けた貴重な観察例によると

『静止』と『歩き回り』の仕事と見なさなくてよい行動の割合は約75%、従って働いていたのは残りの25%と観察されたとのこと。

働蜂は1日当たり6時間の勤務となるが、人間社会の1日8時間労働と単純に比較して勤勉か否かと論じるものではないであろう。

次回は、『働蜂の採餌の勤務評定』について紹介したい。

アカパンサスの白い花であるが、滅多に見かけない。

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    1匹の働蜂を24日間、延べ176時間観察ですか。
    識別できるように工夫したんでしょうね。
    巣箱の中では、識別できそうに思いますが、外に飛び出してからは、どのように追って行ったんでしょうか、気になります。

    • nao_tenjp より:

      リンダウアーと言う人の観察例ですが、詳細は不明です。
      坂上昭一氏は、北大の教授でしたが、蜜蜂研究の権威で海外の調査も
      多く、何日も研究のため蜜蜂と暮らしたこともあったと紹介されています。

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