養蜂ー新女王蜂の誕生

12日に「蜜蜂の現状」で、ある巣箱で女王蜂が居なくなっているのが確認され、おそらく分蜂によるのであろうと紹介した。

分蜂を起こす際は、旧女王蜂は巣箱内の何割かの働蜂と雄蜂の集団で外に出るが、通常は新女王蜂が直近に誕生することが一つの条件となっている。

ところが、この巣箱では分蜂が起きた後に新女王蜂の誕生が確認されなかったので、女王蜂の巣である王台を10日に1つ残して新女王蜂の誕生を待った。女王蜂は卵から孵化するまでに17日を要するため、20日頃の誕生と推測した。

24日に内検したところ、2〜3日前の誕生と思われる生後間もない新女王蜂が確認された。巣板の上を歩き回っていたが、まだぎこちなさが見られた。それでも、あと10日もすると一人前に成長してくれるであろう。

写真中央の左側の突起は、新女王蜂が育った王台で底に穴が開いているが、孵化する時に穴を開けて外に出てくる。

次の写真は拡大したものであり、王台の底に穴が開いているのが確認できる。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    今回の記事を読むと、養蜂家としての熟練度を感じます。
    ところで、採蜜は、いつ頃になりそうですか?

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