趣味ー火星着陸「忍耐」実るか(その6)

朝日新聞(2021.2.18)から、『火星着陸「忍耐」実るか(その6)』を前号に続き、CNNのネット記事を紹介したい。

火星に響くレーザー照射音、NASAの探査車「忍耐」が収録@CNN提供

NASAが火星に送り込んだ探査車「忍耐(パーサビアランス)」から、新たな音声が送られてきた。今まで風の音など2度音声が送られてきているが、今回は火星の岩石にレーザーを照射した際の「カチカチ」という音が収録されており、地球以外の惑星でレーザー照射音が収録されたのは初めてとのこと。

パーサビアランスの先端部分のマストに取り付けられた「スーパーカム」は、カメラやレーザー、分光計などの計器で構成されている。

レーザーを岩石に照射し、音声を収録して音の強弱などの変化を調べて岩の硬さなどの物理的な構造について理解を深めるために利用される。

また他のサンサーも使って岩盤や土壌の化学組成や鉱物組成を特定できるほか、研究者が火星の古代の微生物を探すためにどの岩石のサンプルを収集するかを選ぶのに役に立つとのこと。

正に火星探査が開始されたばかり。                    次号に続く

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    岩石にレーザーを照射した際の「カチカチ」という音は、公開されたのでしょうか?
    興味があります。

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