趣味ー火星ヘリを支えるオープンソースソフトウェア
YAHOOニュース(2021.4.23)によると、火星ヘリ「インジュニュイティ」のエンジニアリングにはオープンソースソフトウェアが活用されているとあったので紹介したい。
このエンジニアリング上の偉業を支えているのは、Linuxsやオープンソースソフトで、NASAのジェット推進研究所(JPL)のオープンソースフレームワークである「F’」(Fプライム)をベースにNASAが開発したプログラムである。
地球と火星の間は光ですら16分かかるほど離れている。それ程遠い場所での飛行を成功させるまでの道程は決して平坦ではなかった。火星の重力は地球の約3/1であるものの、大気密度は地球の1/100程度しかない。
火星ヘリの目的は、探査車「パーサビアランス」のミッション支援を目的として設計された訳ではなく、テクノロジーのデモ以外の何ものでもない。
火星ヘリのミッションは、商用オフザシェルフ(COTS)のハードとオープンソースソフトを用いて火星の空を飛行できることを実証するというものだとのこと。
昨日ののYAHOOニュースによると、火星ヘリは2度目の飛行に成功したとあったが、今後の試験飛行が成功することを期待したい。
偉業を成し遂げたことは、わかりますが、オープンソースソフトウェアの意味がわかりません。
火星ヘリの飛行に必要なソフトで、開発に1万人以上の研究者が
関わっており、内容はトップシークレットです。このソフトを民生品
のハードにインストールすることでコスト低減を図っている様です。