蜜蜂ー蜜蜂の蜜胃と前胃弁(その3)

『体のしくみから見えてくる新たなミツバチの世界』から、第3回『蜜蜂の蜜胃と前胃弁(その3)』を(その2)に続いて紹介したい。

巣箱の中には巣枠が入っており、その巣枠は中央が女王蜂が産卵する育児圏、その外側が蜜と花粉を貯める貯蜜圏になっている。

貯蜜しておく巣房が不足すると、『蜜胃』は一時的な貯蜜倉庫の役割も果たすが、更に水を運ぶタンクとしても使われており、幼虫に水分を補給するためや冷房用の水を汲んでくる場合もあるとのこと。

巣箱の中は、年中約35℃を維持しているが、夏の暑い時には蜜蜂が口に含んだ水を吹き、所謂断熱冷却も行なっている。

歩道沿いに咲く、タチアオイとゼニアオイか。

 

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    蜜胃は、水を運ぶタンクとしても使われているんですね。
    その水も、採取して帰巣したミツバチの蜜胃の花蜜と同じように、口移しで内勤ハチに渡すんですか。

    • nao_tenjp より:

      恐らく花蜜と同様なやり方をしていると思います。
      と言うのは、内勤蜂と外勤蜂では明かにタスクが違います。

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