蜜蜂ー蜂蜜の効用(その1)

『大自然に学ぶわが蜜蜂人生』の本から、7回目として『蜂蜜の効用』について2回にわたって紹介したい。

まず、「糖類」は、大別すると「単糖類」と『ニ糖類』に分類される。単糖類以外の糖類は、そのままでは養分として吸収されず、消化酵素(ビタミンやミネラル類)等の働きで単糖類に分解されないと吸収されない。

砂糖は、「ブドウ糖」と「果糖」が固く結びついた『ニ糖類』である。一方、蜂蜜の主成分は、『単糖類』である「ブドウ糖」と「果糖」からなり、その中に花粉の成分である各種ビタミンやミネラル類等の微量栄養素がバランス良く自然配合されている。

『砂糖』は、そのままでは養分として吸収されないが、『蜂蜜』はそのままで養分として吸収されるとのこと。

養蜂場近くもすっかり新緑に覆われてきた。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    ハチミツの主成分は、ブドウ糖と果糖、とありますが、砂糖と同じ二糖と分類されないんですか?
    砂糖の取りすぎは体に弊害があるとのことですが、ハチミツの場合はどうですか?

    • nao_tenjp より:

      砂糖は、ブドウ糖と果糖が固く結びついているので、酵素の働きがないと分解できない、これが二糖類で、蜂蜜のブドウ糖と果糖は蜜蜂が酵素を使って単糖類に分解しています。
      蜂蜜も糖が含まれているので取り過ぎは控えた方が良いでしょう。
      なお、砂糖はあらゆる食品に含まれています、タバコにも入っています。砂糖を直接とらなくても既に多くの砂糖を摂っていることになりますので、気を付けた方が良いです。

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