蜜蜂ー採餌飛行

蜜蜂は、自分達の餌を求めて草木の花を訪れ、花蜜と花粉を採集する。採餌圏は巣を中心に通常2kmの範囲と言われているが、花が見当たらない時はそれよりも遠くまで飛行する様である。蜜蜂は多くの花が咲き乱れる蓮華や菜の花等に訪れる習性を持っているため、巣の近くに豊富な蜜源がないと、それを求めてより遠くまで飛行することになる。蜜蜂のコロニーでは、雌である働蜂が殆どのタスクをこなしているが、そのタスクの一つに蜜源を探して回る調査がある。調査を終え帰巣した働蜂は巣内で収穫ダンスをして、これから採餌に向かう働蜂に蜜源の方向と距離を伝達する。採餌に向かう働蜂は、この情報をキャッチして訪花しており、やみくもに飛行している訳ではない。写真は、巣箱近くの菜の花で、働蜂の訪花が見られる。

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2件のフィードバック

  1. あいだ より:

    雌バチは本当に働き者ですよね。
    写真に写っているくらいの1区画の花から、何CCくらいの蜜が取れるのでしょうか?
    今年は蜜源の開花具合はいかがでしょうか?

    • nao_tenjp より:

      これくらいでは、想像つきません。僅かしか採れないでしょう。今年は2月が割と寒かったせいか、椿や梅の開花が遅れた様に思います。3月は暖かいせいか、桜の開花が早いと思います。2月の梅の開花遅れは女王蜂の産卵開始遅れになった様です。

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