蜜蜂ーミツバチだって「腸活」したい(その7)

養蜂産業振興会報(2020.Oct.)から、『ミツバチだって「腸活」したい(その7)』を前号に続き紹介したい。

最後に、

養蜂において、「伝染病による個体数の減少」は深刻な課題があり、ミツバチの健康状態を良好な状態に保ち、伝染病のリスクを低減することが重要であると考えられている。

近年、腸内細菌と健康に関する研究が盛んに行われており、腸内環境を良好な状態に保つことで免疫力が向上することが報告されている。

そこで、ミツバチの健康維持においても「腸内環境の健全化」が効果的であり、市場に流通しているオリゴ糖の中でも最も多様な善玉菌を増殖させることができるものを配合したミツバチ用飼料が開発されている。それは、野菜や蜂蜜にも含まれる安全な食品成分でもある。

その飼料をミツバチに与えた検証結果から、腸内環境の改善及び生存率の向上が確認され、養蜂における課題解決の一助となる可能性を示しているとのこと。                      本号はこれで終了

美浜区のマンション街から見た夕暮れの富士山

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    「腸内環境の健全化」が効果的であることは、人間やその他動物、昆虫にとっても、効果的なように感じます。

    • nao_tenjp より:

      その通りですね。
      腸内の善玉菌だけに頼るだけでは足りないので、
      食用も必要なのでしょう。

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