その他ー病気を引き起こすウイルスは氷山の一角(その1)

朝日新聞のGLOBE(2020.9.6発行)から、『病気を引き起こすウイルスは氷山の一角(その1)』を何回かにわたって紹介したい。

ウイルスは、人類にとってずっと敵だった。人や家畜に病気を引き起こすため、根絶が計画されることさえあった。だが、根絶できたのは天然痘と牛などがかかる牛痘だけだ。ウイルス学者で東大名誉教授の山内一也氏は両方の根絶に関わった。だが、ウイルスの本質が少しずつ見えるにつれ、その考えは大きく変わったとのこと。

山内名誉教授が東大農学部細菌学教室に入った1952年ごろ、ウイルスは小さな細菌と言う位置付けであった。根絶の対象としての病原ウイルス研究と分子生物学のツールとしてのファージ(細菌に感染するウイルス)研究が大きな柱であったとのこと。                    次号に続く

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ウイルスの本質が見えるにつれ、変わった山内一也氏の考え方に、興味があります。
    次回以降、楽しみにします。

    • nao_tenjp より:

      知らなかったウイルスの世界、ウイルス特集を読んでいるうちに、
      興味深くなってきました。
      暫くは特集を紹介していきたいと思っています。

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