蜜蜂ー蜜蜂共生菌とウイルス(その1)

ミツバチ新聞(日本養蜂協会、第659号:2020.6.25h発行)から、『蜜蜂共生菌とウイルス(その1)』を紹介したい。
宮崎大名誉教授前田昌調氏の執筆によるが、コロナ禍のこの時期に有意義な記事である。

ミツバチは、花粉と共に付着する微生物(土壌菌)を摂食すると言う幾つかの論文報告があり、その中で、微生物が付着しない(無菌)の花粉を与えた場合は、ミツバチの成長が遅れ、活動の停滞することが記されている。

この微生物群『蜜蜂共生菌』は、病原菌やウイルスを抑制・排除する効果を現し、この中のある種はコロナウイルスを不活化するとのこと。

ミツバチは、蜂蜜生産や作物花粉交配等に貢献すると共に、この様に有用な微生物も供給してヒトを防御しているとのこと。      次号に続く。

写真は、巣箱前のゴーヤの棚であるが、毎週数個収穫している。

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ミツバチ新聞、があるんですね。
    日刊ですか?
    コロナとミツバチ、ウイルスとミツバチ等、面白そうですね。

    • nao_tenjp より:

      月1回の発行です。
      興味深い記事なので取り上げました。
      自然界は不思議な世界です。

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